２学期が始まりました。
  全校の皆さんは、大きなけがや事故もなく、元気に２学期を迎えることができました。安全に気を付けて生活できたということです。偉いです。そして、ずいぶんたくましくなった印象を受けます。
　１学期の終業式で、皆さんに、「夏休みには、いろいろ体験をしてください。」と、先生方で励ましの歌を贈りました。体験は自信につながります。いろいろな体験ができましたか。体験したことを、担任の先生や職員室の先生にも教えてくださいね。

　夏休み中、オリンピックがブラジルのリオデジャネイロで開催されました。テレビで観た方も多いと思います。９月にはパラリンピックが開催されます。
　日本の選手も多くの種目で活躍しました。たくさんの感動をもらいました。　　学級でもオリンピックのことが話題となると思います。ここでは、簡単に、校長先生が感じたことを二つお話しします。一つ目は、選手は、強い心・たくましい精神力を持っているということです。二つ目は、選手は一人で強くなったのではなく、サポートしてくれる人がいて、力を発揮できるのだなということです。チーム力の大切さを感じました。
　オリンピックは、４年に一度開かれます。次の夏の大会は、２０２０年の東京オリンピックです。今回の日本の選手には中学３年生がいました。そうすると、ここにいる５・６年生からも東京オリンピックに出場する選手が誕生するかもしません。また、実際に、会場に足を運んで、観たり声援を送ったり、選手と握手したりは、多くの方が体験できると思います。楽しみです。

　さて、２学期は、暑い季節から始まり、木々の葉が赤や黄に色づく秋を迎え、サンタクロースが忙しくなる冬までと、長い期間となります。
　その間、運動会、芸術鑑賞会、持久走大会、社会科見学をはじめとするたくさんの行事が行われます。また、３年生は市内音楽会、５年生はバスケットボール大会、６年生は親善運動会と、他の小学校との交流する学年もあります。
ワクワク、ドキドキしてきます。

　このような学期を送るにあたり、皆さんに、大切にしてもらいたいことを、二つお話しします。　　　
　一つ目は、「学級の仲間とのつながりを大切にしてください」ということです。みんなの思いがつながれば、チームとしてすごい力が出せるようになります。それが、思い出となります。仲間を大切にしてください。
　二つ目は、「目標を達成するための作戦を立てて実行しましょう」ということです。国語をがんばりたいとの目標をたてた場合を例にします。作戦とは、暗誦できるまで教科書を読む、漢字練習をした次の日の朝に家で小テストをして確実に覚える、日記を毎日書くなど、自分が実際に行うことが作戦です。作戦は途中で変えても構いませんが、必ず、何かは行うようにします。

　一日一日を進歩が見える日としていきたいです。
　そして、皆さんと先生方で、元気な明戸小学校を築いていきたいきましょう。